
人工の歯根を作って土台にするのがインプラント治療です。
インプラントは入れ歯のように粘膜の上に人工歯を接着したり、ブリッジのように他の歯を土台にしたりすることなく、一本で独立した人工義歯ですので、見た目が自然の歯とほとんど変わりません。色や形もその人の天然歯に合わせて作られます。しかし、プラスチックなどの汚れやすい素材を選んだ場合、数年間の使用によって変色してしまうこともあるようです。
入れ歯は毎食後に取り出して洗浄を行い、寝る前にも取り外して洗浄液に漬けるなど非常にメンテナンスが煩雑です。歯を失っているため顎の骨も脆くなっており、細菌が繁殖しやすい状況でもあります。インプラントは日常のメンテナンスは通常の歯磨きのみで問題ないとされています。顎の骨に人工歯根を埋め込んでいるため、骨が劣化することもありません。
入れ歯やブリッジ、インプラントは使用した素材や歯科医師の腕、そして日常の手入れなど様々な要因が重なり合って寿命が決まりますが、およそ入れ歯の寿命は五年、ブリッジの寿命は七〜八年、インプラントは十五年程度が平均と言われています。しかし、インプラントは他の歯に負担を掛けない手法であるため、手入れやメンテナンスを正しく行えば、四十年は持つこともあるようです。
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